◆当院では「めまい、耳鳴り」の検査、治療を行います。
重心動揺計を使って、体のふらつき度合いを検査します。直立姿勢時における足底圧の垂直作用力を変換器で検出し、足圧中心の動揺を電気信号変化として出力。めまい・平衡障害を揺れの速さ・方向性・集中度合をコンピューター解析することで、数値的に捉え診断・治療に役立てます。
めまいの性状やめまいに伴う症状を医師に伝えることによって、めまいの診断と治療に大変役立ちます。
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◆適応症例
迷路性めまい・平衡障害、メニエール病、めまいを伴う突発性難聴、前庭神経炎 中枢性めまい・平衡障害、脳血管障害、脊髄小脳変性症、パーキンソン病 血圧異常によるめまい・平衡障害 頚性めまい・平衡障害 心因性めまい・自律神経失調症によるめまい・平衡障害など
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◆「末梢性めまい」と「中枢性めまい」
どういうめまいが、どれくらいの頻度で、どれくらい続いたかなどをおぼえることによって、末梢性めまいと中枢性めまいを大まかに識別することが可能になります。
耳は外耳、中耳、内耳の3つの部分で構成されています。
外耳・中耳は、外界からの音を内耳まで伝える働き。
内耳は、蝸牛と三半規管・前庭で構成。
※蝸牛は中耳からの音を感じ取って音の信号を脳へ送るはたらきで、三半規管・前庭はからだの平衡感覚を保つはたらき。